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ひとりごはん、ひとり旅など

2022.09 シカゴ 2泊3日ひとり旅3 3日目 観光~帰宅

シカゴ2泊3日ひとり旅の3日目、最終日。飛行機は夜なので、それまで観光を続けます。

 

ホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらうと、朝ごはんをいただきにホテル近くのHERO Coffee Barに行きました。Google Mapで調べて別のところに行こうとしていたのですが、既に閉店してしまっていたようで見つからず、次に発見したのがここでした。Ususal Suspectという名前のベーグルサンドイッチと、コーヒーを注文し、店内でいただきました。小さいカフェで店内で食べる人はあまりいませんでしたが、テイクアウトのお客さんが次々に入ってきていました。

 

朝ごはんを食べ終えると、路線バスに乗り、Museum of Science and Industry, Chicagoという博物館に行きました。

Museum of Science and Industry, Chicagoは中心部よりずっと南に位置しており、9:30amの開館に合わせて到着できるようにバス停に行ったのですが、バスがなかなか来ず、着いたのは9:45amくらいでした。少し並んでGo City Passでチケットを交換してもらうと、Giant Dome Theaterでの映画が1つ見られるということでした。10:00amからの回の映画を見ようと思ったら、今からだと間に合わない、と言われ、あと10分もあるのに、と思いつつも、10:30amからのWorlds Beyond Earthというのを予約しました。

少し時間があるので、館内を見て回ると、車や汽車、電車、飛行機などの乗り物系の技術や気候や生き物に関する展示、古い街並みを再現したところなど、見所がいっぱいありました。

特にストームを再現できるところは、自分たちでいろいろなものを動かしたり実験が出来たりするので、子どもたちにとってはとても楽しいところなのではと思います。

そろそろ映画の時間になったので、シアターに向かい、行きながら、受付の人が後10分では間に合わないかも、と言っていた意味が分かりました。シアターはいろいろな展示がある部屋の奥、さらに長い通路を通った先にあり、分かりにくかった上に結構遠かったです。宇宙がテーマの30分くらいの映像で、迫力がありました。

 

映像を見終えて少しまだ見てなかった部分を見た後、歩いてFrederick C. Robie Houseへ行きました。行く途中の住宅街は雰囲気が良く、歩いていても楽しいです。The University of Chicagoのキャンパスの近くにあるので、歴史のある建物も多くとても素敵です。

Frederick C. Robie Houseに着くと、次のツアーは30分後の12:00pm。ツアーに参加しないと中が見られないとのことだったので、ツアーを予約し、大学のキャンパスを見たりしながら時間を潰しました。

ツアーの時間になり、集合場所に行きました。Frederick C. Robie Houseは、フランク・ロイド・ライトが設計した家です。日本でも帝国ホテルなど彼が設計した建物があることもあり、私でも名前を知っている建築家です。Frederick C. Robie Houseを設計する前にも来日したことがあり、欄間など日本の建築に影響を受けたというデザインを見ることができました。

このツアーに参加している方たちは年齢層が高めで、これまで水族館や博物館など子どもが喜びそうなところにばかり行っていたため、久しぶりに大人の教養を得られるところに来たと感じました。とても興味深かったです。

 

ツアーが終わると、バスに乗って街中に帰ってきました。Frederick C. Robie Houseのツアーが1時間くらいあり、街中まで距離があったため、既に2:00pm近くになってしまっていて、まだお昼を食べてなかったため、手近にあったPizano's Pizza & Pastaに入り、ロブスターラビオリをいただきました。

 

お昼を食べると、American Writers Museumというところに行きました。ビルの2階にあったため、一度気が付かずに通り過ぎてしまいました。

こちらは、アメリカの有名な作家の展示がありました。正直に言うと、アメリカ文学を読んで育ったわけでもないですし、専門で勉強をしたこともないので、名前を知らない方も多かったのですが、いろいろな作家の歴史がアメリカの歴史にもなっていることを実感できましたし、もっと本が読みたくなりました。ワンフロアの小さな施設でしたが、想像していたよりも楽しめました。

 

Museumを出て、またバスに乗り、Magnificent Mileまで来ました。少し大通りから外れたところにあるP.O.S.H.というお店は、アンティークだけでなく、いろいろな食器やキッチングッズが置いてありとてもかわいいお店でした。自分自身へのお土産もここで見つけました。

Magnificent Mileは有名なデパートやブランドショップがいっぱいで、買い物をたくさんしたくなりましたが、そろそろ空港へ向かう時間になったので、一度バスでホテルへ戻りました。

 

ホテルからは来た時と同様に地下鉄で空港まで行きました。空港でのセキュリティチェックはここでも30分はかからなかったので、余裕を持って行動することができました。空港内のStefani's Tuscany Cafeというところで夕飯をいただき、飛行機に乗り込むと、ほぼ予定通りニューヨークへ帰ってくることができました。

 

帰りはニューアーク空港着だったのですが、夜も遅かったので、Lyftで家に帰ることにしました。空港にはLyftUber用の乗り場が設けられているのですが、車がごった返していました。車に乗り込むと、やれやれともうほぼ旅も終わった気になっていたのですが、ここで最後ドキドキする出来事がありました。

車は順調に走っていたのですが、なぜか遠回りしている気がします。ニューアークニュージャージー州にあり、マンハッタンに行くにはトンネルを渡らなくてはならないのですが、わざわざ遠くのトンネルに行っています。アプリにも「想定よりも時間が掛かっていますが大丈夫ですか?」というような表示がされ、緊急事態であればここを押して、というようなボタンが表示されました。ドライバーに話しかけて変に刺激しても嫌だし、どうしようとスマホを握りしめながらドキドキしていました。もしトンネルを出て違う方向に行ったら、どうにかしようと決めて、様子をうかがっていると、マンハッタンに入ってからは家に向かっているようで、とりあえず様子を見ることにしました。少し落ち着いてみてみると、体を動かしたり、何回も座りなおしたりしていて、眠いのかもしれません。もしかしたらそれで車線変更に失敗したりして遠回りになったのかな、と思いました。運転手が眠いのも、それはそれで怖いですが。

とりあえず無事に家まで到着したので何もなくてよかったです。今まで配車アプリでトラブルにあったことがなかったので、油断してました。配車アプリは安全だと思いこまない方がよいと改めて気を引き締めました。

 

最後は少しドキドキしましたが、充実した旅行になりました。