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ひとりごはん、ひとり旅など

2022.04 ニューヨーク~フィラデルフィア1泊2日ひとり旅4 2日目 観光

フィラデルフィアひとり旅の2日目です。

 

朝ごはんはホテル近くのカフェでブルーベリーマフィンを買ってきて、昨日スーパーで買ったヨーグルトと果物と一緒にいただきました。部屋にコーヒーメーカーが付いていたため、それを使ってコーヒーも飲みました。

またこのホテルは客室階のエレベーターホールのところとロビーに冷水器と空のペットボトルが置いてあったため、自分でお水をくんで、持って行くことができました。私は水筒を持っていたため、それにお水を入れて持って行きました。

 

チェックアウトもオンライン上でできるため、部屋でチェックアウトの手続をし、受付にて荷物を預かってもらいました。

 

2日目は美術館・博物館を中心に周ろうと計画していました。美術館エリアへの移動はBig BusのHop-on Hop-offバスという屋根がない2階建ての観光バスに乗って行きます。これもGo City Passに含まれていました。

昨日も来たVisitor Centerのあるところの角にBig Busのスタッフがいて、その方にパスを見せると、チケット(というかレシート)をいただけます。ちょうど10:00出発の朝一のバスに乗ろうと考えていたため、10分くらい前にはそこに到着し、無事教えられたバスに乗り込みました。

 

少し寒かったですがお天気は良かったので、2階席に座りました。

まずは昨日見学をしたBetsy Ross HouseやBenjamin Franklinのお墓などの近くを通った後、美術館のエリアへと向かいます。ガイドの方も2階席にいて解説をしてくれたので、昨日見学したところも改めて楽しめます。私はEastern State Penitentiaryのバス停で降りました。

こちらは元刑務所で廃墟になっているところを見学できるようになっています。バスの2階席に座っていて体がかなり冷え切ってしまったのですが、ほぼ廃墟なので風通しが良く、体は温まりません。入口でオーディオガイドを借りてそれを聞きながら中を見学しました。オーディオガイドでは、当時の刑務所の様子を知ることができました。またそれだけでなく、アート作品の展示もありました。

 

次はPhiladelphia Museum of Artへ向かいます。ここまで乗ってきたBig Busでも行けますが、ガイドの方が降りるときに30分ごとにバスが来ると言っていて、いつ次のバスが来るのか分からず、Google Mapですと徒歩15分と出たため、歩いて向かいました。美術館までの道のりは住宅街で雰囲気も良かったですが、風が冷たかったです。

 

美術館が見えてくると、人だかりがあり、そこにはロッキーの銅像がありました。みんなロッキーのポーズをして写真を撮るために順番待ちをしています。

私は人が入れ替わる瞬間を狙い写真を撮り、美術館正面の階段へ行きました。こちらもロッキーステップと言って映画で有名なところのようですが、残念ながら、私は映画を見たことがないのであまり思い入れもなく、ただのぼりました。

階段をのぼったところからの景色は、大きい通りが正面にあってとても眺めがよかったです。

その日は階段の正面の入口ではなく、別の入口に行くよう案内があり、美術館を半周しましたが、それだけでこの美術館の大きさが実感できます。ここもGo City Passで入りました。フィラデルフィア美術館のチケットは2日間有効でロダン美術館にも入れるそうです。

広さや作品数の多さに圧倒されますが、時間が限られているので、地図を見ながら狙いを定めて一通り鑑賞しました。日本のお茶室がそのまま移築されて展示をされていました。大きな建物で大きな絵もたくさん飾られている中で、このお茶室がとても小さく見えました。

 

一通り見終えた後、ちょうどカフェがあり、お昼時にもなっていたのでここでランチをいただきました。パンやサンドイッチ、ピザなどが選べるようになっていて、食べたいものをそれぞれのカウンターでピックアップした後、レジに並んで清算をします。結構人がいましたが、席もたくさんあったのでゆったり座れました。

 

美術館を後にして次にBarnes Foundationを訪れました。こちらもGo City Passで入れます。事前に予約をしておいた方がよいとの情報を見てホームページから予約をしようとしたのですが、通常のチケットを買ったうえで時間を予約する方法しか見当たらず、Passを使って予約する方法が分からなかったため、結局予約をしませんでした。入れなかったらショックだなと思いつつも、チケット売り場があったため、そちらへ並びます。意外に予約をしていない人も多いみたいです。チケット売り場でPassを見せると、その場ですぐに入れる時間の予約をしてくれ、メールアドレスを伝えるとチケットをメールで送ってくれました。日曜日のお昼すぎでしたが、予約いっぱいで待つということもありませんでした。

 

中に入ると、コートは必ずクロークに預けなくてはいけないと言われました。また、各展示エリアに入る時と出る時それぞれチケットのQRコードをスキャンしなければならず、厳重な管理をされていました。

建物や展示スペースとしてはそれほど大きくありませんでしたが、壁面にたくさんの作品が展示されているため見ごたえは十分ですし、一つ一つ見ていくと意外に時間がかかりました。

 

そろそろ帰りの時間を気にしなくてはならない時間帯になったため、後ろ髪をひかれつつもBarnes Foundationを後にしました。

 

The Franklin Instituteの前まで来て、Big Busを待ちます。The Franklin Instituteではハリーポッターの展示があるようですが、本日のチケットは売り切れ、との表示がされていて、とても人気のようです。ハリーポッターの恰好をした子どもたちが何人か通り過ぎました。Big Busは時刻表があるわけではないので最大30分程待つことを覚悟しましたが、20分弱でバスが来たので乗り込みます。結局Eastern State PenitentiaryからBarnes Foundationまでは全部歩いたのでバスには乗りませんでしたが、せっかくなのでその後のコースを味わいながら中心部まで戻ります。寒かったのですが、2階席に上がり、劇場街や川沿いの道、歴史のある通りなどを説明を聞きながら景色を眺め、今朝バスに乗ったところまで戻って来てバスを降りました。Hop-on Hop-offバスなので、皆さん結構途中下車をするのかと思っておりましたが、途中の乗り降りはそれほどなく、一通り一周する方も多そうです。ガイドの方がずっと解説をしてくれるので、それも楽しいかもしれません。バスを降りたところからホテルまで、途中のショッピングモールなどを見ながら歩いて戻りました。

 

ホテルで荷物を受け取り、来た時と同じようにRegional RailでAmtrakの駅まで行きます。改札の通り方は来た時に見て分かっていたのですが、ホームがどれか分かるか心配だったので、かなり余裕を持って移動しましたが、今回は改札のところに係員らしき方がいて、声を掛けてくださったので、乗り場を教えてもらい、無事ホームへとたどり着きました。3・4番線に着く電車はすべて30th駅へ行くよ、とのことでした。

街の中心部なので電車の本数の心配はしていなかったのですが、私が乗った電車の次は20分以上後だったので、5分程度で着くからとギリギリで移動していたら危なかったかもしれません。心配性の私はNYへ向かう電車が出発する30分以上前に30th駅に到着しました。

 

ホールのところで電光掲示板を見つつ待っていると、私が乗る予定のNorth East Regionalという電車は5:09pmの予定が5:17pmになっていて少し遅れていました。

放送を聞いていると、Acelaという電車はかなり遅れているようで、結局4:38pm発のAcelaはいつになるかもわからないということで、2時間くらい後に出発する別の電車への振り替え乗車ができる、と案内されていました。Acelaの方が止まる駅が少なく、少しチケットも高いので私は今回North East Regionalという電車にしたのですが、少し贅沢をしようとしていたら、大変なことになるところでした。今まで何回かAmtrakの旅をしていますが、すべてほぼ定刻通りに出発・到着していたのでこのようなこともあるのかと驚きました。

本当に幸いなことに私が乗った電車は掲示板の通り数分の遅れで出発して、あまり遅れることなくNYに到着しました。

 

今回はGo City Passを事前に購入したので、パスを購入していなければ行かなかったであろう場所にも行くことができました。結果100ドル以上得することができました。

ただ、元を取らなくてはと駆け足でいろいろまわったこと、パスに含まれていないところは選択肢には入らなかったので、もしパスを購入していなければ、違う旅になったかもしれません。

 

1泊2日でしたが、フィラデルフィアを満喫することができました。