Solo-dining*Solo-traveling

ひとりごはん、ひとり旅など

2021.10 ニューヨーク〜ボストン〜セーレム2泊3日ひとり旅4 3日目 ボストン最終日

ボストン・セーレム2泊3日ひとり旅3日目、最終日です。

 

最終日は夕方の電車でニューヨークまで帰るので、それまでボストンでやりたかったことをできるだけやろうと思いました。

 

朝ごはんは前回ボストンに来た時にとても気に入った、Tatte Bakery & Cafeでパンを買い、ホテルの部屋に戻っていただきました。

 

Omni Parker Houseのチェックアウトですが、チェックアウト日の早朝にすでにメールが届いていて、金額に間違いがなければ"Express Check-out"のボタンを押すように、との指示がありました。特段追加料金がかかるようなことはしていなかっためボタンを押し、ルームキーはロビーの箱に入れて完了です。荷物を預かってもらい、街へ出ます。最終日もとてもいいお天気でした。

 

まずは、Museum of Fine Arts, Boston(ボストン美術館)へ向かうため、緑のラインに乗りました。乗った駅は地下でしたが途中から地上に出たので周囲の景色も楽しめました。 f:id:aya_jphk:20220108000209j:plain

チケットは事前にオンラインで購入済みです。入場すると、全米有数の規模を持つ美術館だけあって、中に入り地図を見るだけで圧倒されます。今日が旅行最終日で他にやりたいこともあるので自分の興味のある年代・エリアの作品を中心に見ました。

f:id:aya_jphk:20220108000347j:plain

アメリカ・ヨーロッパ美術だけでなく、エジプト・日本・中国美術などどのジャンルも充実していてとても見ごたえがありました。ゆっくりもっと時間をかけて見たいとも思いましたが、美術館を後にしました。

 

来た時と同じ緑のラインに乗り、Copley駅で降り向かったのは、Boston Public Libraryです。

f:id:aya_jphk:20220107234941j:plain

古い建物がとても素晴らしく、中庭も素敵で、こういうところで、自分の好きな本だけを読んだり、興味のあることを調べたりする生活がしてみたいと憧れました。

f:id:aya_jphk:20220107235118j:plain

 

f:id:aya_jphk:20220107235154j:plain

増築されているのか、中を歩いているととても近代的なエリアが突如現れたりして驚きますが、歴史的な部分の雰囲気はニューヨークのブライアントパークにある図書館と雰囲気が似ていました。

f:id:aya_jphk:20220107235234j:plain

 

次に訪れたのは広場を挟んで図書館の向かいにあるTrinity Churchです。いくらだったかは忘れてしまいましたが、入場料を払って中に入りました。

f:id:aya_jphk:20220121051435j:plain

中にはあまり人がおらず、厳かな雰囲気で、絵画やステンドグラスが美しく、たっぷり堪能しました。

 

そうこうしているうちに、お昼の時間を過ぎていました。再度地下鉄に乗り、Haymarket駅で降り、イタリア街へ歩いていき、Antico Fornoというイタリアンレストランに入りました。

f:id:aya_jphk:20220111025717j:plain

この辺りは前回フリーダムトレイルに沿って歩いた際に歩き回りましたが、前回朝ごはんを食べすぎてレストランに入れなかったため、リベンジです。裏通りにあるせいか、少しお昼時より遅くなったせいか、特に店内にはあまりお客さんが入っていなかったのですが、その分一人でも気兼ねすることなく過ごせました。

注文したのは、Linguine al frutti di mareというシーフードのパスタです。アルミホイルと紙に包まれて出てきたので驚きましたが、開けてみると熱々のパスタにたっぷりとシーフードが入っていました。ちょっと量が多いかなと思いましたが、おいしかったのでほぼ全部食べることができました。

f:id:aya_jphk:20220111025910j:plain

 

そろそろ電車の時間を意識しなければならない時間となり、クインシーマーケットを通りつつ、ホテルの方へ向かいました。ですが、少し電車の時間まで余裕があったため、ホテルの前にあるKing's Chapelの見学をしました。入場料は5ドルでした。

ガイドツアーもあるようですが、私は入ったときにはやっていなかった気がします。あったとしてもそこまでの時間はなかったのですが、ガイドツアーですとクリプトなどにも行けるようですので、少し残念でした。

f:id:aya_jphk:20220111030313j:plain

中はシンプルでしたが、席がボックスになっていて、家族ごとに一つのボックスに座るのかな、などと想像しながら、要所にある説明のボードを読みつつ見学をしました。

 

そろそろ電車の時間になりますので、ホテルに戻り預けていた荷物を受け取ると、歩いてBoston South Stationへ行きました。

案内通り電車に乗り込み、今回もQuiet Carにて本を読みながら静かに帰りました。

到着前にすっかり暗くなったのですが、マンハッタンに近づいてくると、ニューヨークの摩天楼の夜景が遠くに見えてきて、今までの緑や海などが見えていた景色から一転して、舞台のセットようにも見えます。ですが、その景色を見てどこか落ち着く自分もいます。やはりアメリカでアジア人はマイノリティであり、今はアジアからの観光客もほとんどいないため、セーレムなど少し都市から離れると、ふとした瞬間にその周辺にいる唯一のアジア人であることに気が付いたりしました。嫌な思いをしたことや危険な目にあったことはありませんでしたが、少し緊張する瞬間でもあります。マンハッタンは高いビルがたくさんあり、ごちゃっとしていて人も多いのですが、多様性があり、その分いろんな人を受け入れてくれる雰囲気があるように思います。

 

今回の旅行ではずっとお天気に恵まれ、憧れのセーレムにも行けて、充実した旅行でした。ボストンには2回行きましたが、街の雰囲気が好きなので、またのんびり行きたいなと思いました。