2021.05 ニューヨーク〜ボストン 2泊3日ひとり旅3 2日目
ボストンひとり旅2日目です。
この日が唯一丸1日ボストンにいられる日なのに、予報通り朝から雨。でもだからといってホテルに籠るのはもったいないので、まずは朝ごはんを食べに出かけます。
あまりの寒さと雨に気持ちも萎えかけますが、ホテルの近くにあったTatteというベーカリーカフェに行きました。ここでAvocado Tartineとコーヒーを注文。店内の席が空いていたので、そこでいただきました。
アボカドもとってもおいしくて、雰囲気もいいですし、並んでいるパンもおいしそうなのがたくさんあったので、明日の朝もここにしようと決めました。お店を出る時にはかなり人も並んでいて、席もいっぱいだったので、人気店なのだと思います。
雨は相変わらずですが、今日はフリーダムトレイルを最初から歩いてみようと思っていました。
実は雨の予報を見て、2日目は美術館に行こうかとMuseum of Fine Arts, Bostonのホームページを2日前にチェックしたのですが、このご時世事前に予約が必要で、その時点で既に週末分が売り切れてしまっていました。みなさん考えることは一緒です。なので、当初の予定通りフリーダムトレイルのスタート地点へと向かい、歩き始めました。
歩き始めは雨もそこまで強くなく、道路に書いてある線に沿って歩いて行き、マサチューセッツ州議事堂、Old South Meeting Houseなどを見ていきます。昨日歩いたところとも少し重なります。
コロナの影響なのか、メモリアルデーの週末だからか、時間が早すぎるのか、開いていない施設も多く、歴史的な建造物を外から見るだけで、ただ歩きます。
途中の墓地では、雨の中の落ち着いた雰囲気があり、すごく素敵でした。
雨足が強くなってきて、Old State Houseのところから昨日も行ったクインシーマーケットの方へ向かおうとしたところ、風がとても強くなり傘をさすどころでもなくなり、一時地下鉄の駅の改札のところへ避難しなければなりませんでした。
少し収まってきたところで、またひたすら歩きます。
ノースエンドというイタリアンレストランが多く集まる地区の、教会やとても雰囲気のいい公園を抜けて歩いて行きました。
それまでは同じようにフリーダムトレイルに沿って歩いていると思われる人たちがちらほらいましたが、だんだんそのような人たちも見かけなくなります。やはりこの雨の中、途中で諦める人も多いのでしょうか。
フリーダムトレイルは途中で橋を渡るのですが、その橋の前まできてまた雨足が強くなってきたことと風の冷たさに、この吹きさらしの橋を渡っていく勇気はなく、私も今日はここで断念しました。
気持ちを切り替えてお昼を食べようと、Union Oyster Houseへ入りました。
とても古く歴史のあるレストランで、12時よりちょっと前に着いた私はすぐに案内されましたが、帰る頃には少し並んでました。
1人で食べている人は見かけませんでしたが、電車のボックス席のように囲われているところに案内されたため、人目を気にせず食べることができました。雰囲気のよいレストランでスタッフの方も丁寧で気分よく過ごせました。
注文したのはCold Seafood SamplerとClam Chowder。コーンブレッド(甘めのパンでした)もついてきて、朝ごはんもしっかり目に食べていたので量はちょうど良かったです。お腹が空いていたら足りなかったかもしれません。
ボストンコモンを通ると、メモリアルデーのイベントなのか、アメリカ国旗がたくさん飾られていました。
散策を続けたかったのですが、雨は相変わらず止まず、靴の中まで濡れてきてしまったので、仕方なく一旦ホテルへ帰りました。
しばらく靴や履いていたパンツを乾かしながらのんびりした後、夕飯がてらもう一度出掛けます。
またクインシーマーケットの辺りまで来て、クリスマスオーナメントのお店やお土産物屋さんなど周辺のお店を見て回ります。
早めの夕飯は結局クインシーマーケットにあったWagamamaというお店にしました。ニューヨークにもあるお店ですが、入ったことがなかったので試してみようと思いました。
オーダーしたのは枝豆と照り焼きチキン丼。出てきたのは照り焼きチキンというより火の通った鶏肉に照り焼きのソースがかかったものでしたが、野菜ものっていたので、野菜が取りにくい旅行中にはありがたかったです。
せっかくの旅行で1日中雨に降られ、少し残念でしたが、歴史のある建物や墓地などは落ち着いてしっとりとした雰囲気があっていて、それはそれで素敵でした。でも、せっかくだったらやはり晴れてほしいかったです。