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ひとりごはん、ひとり旅など

2022.09 ニューヨーク~サンフランシスコ 2泊4日ひとり旅2 1日目 ランチ~観光

サンフランシスコへのひとり旅1日目、ホテルにチェックインし、観光を始めます。

 

まずはPier 39へ行こうとGoogle Mapで検索すると、ケーブルカーに乗るか、Fラインに乗るとよいと出てきました。ケーブルカーはたくさん人が並んでいて、いつ乗れるか分からなかったので、とりあえずFラインに乗ることにしました。

Google MapだとFラインが地下鉄なのか何なのか分からず、地下鉄かなと思い地下へ下りてみると、"F"の表示がありません。聞けるような人もおらず、再度地上に戻って少し探してみると、バス停のようなところに"F"の表示を発見しました。Fラインはストリートカーで地上を走っているようです。このラインはPowell Street駅からFerry Bulidingの前を通り、海沿いを走ってFisherman's Wharfまで行けるので、景色もよく滞在中何回も利用しました。

来る前に調べてあったMuni Metroのアプリでケーブルカーも含めた1日券を購入して、乗り込むときにアプリを見せると、運転手さんが軽くうなずいてくれました。QRコードが表示されるのでどこかでスキャンしなければいけないのかとも思いましたが、結局滞在最後まで分からず、都度アプリの画面を見せて乗りました。

 

Pier39まで来ると、たくさん人がいて、テーマパークのようになっていてここまで「ザ・観光地」のようなところだと思っていなかったため、驚きました。

今回”Go City Pass"を3日分購入していたのでできる限り使うべく、Pier39と41の間にあるBlue &Gold Fleetで早速12:30pmのEscape from the rockという90分のクルーズのチケットを入手しました。

ちょうど11:00amより少し前で、ニューヨークとの時差もありお腹もすいていたため、Pier39にある11:00amオープンのFog Harbor Fish Houseに入ることにしました。

あと数分でオープンになる時間で、待っている人がちらほらいたため、私も待っていると、人が出てきて名前と人数を聞き始めました。私も並び、名前と人数を伝えると、少しして、順番に店内に案内されていきます。割と早めだったので私も窓側の景色のいい席に案内していただけました。ひとりだとカウンター席かな、と思っていたのでうれしかったです。

 

ランチに注文したのはCioppinoという、カニ白身魚・貝類のシーフードのトマトシチューのようなものです。サンフランシスコの名物だということで事前に調べていて、食べてみたいと思っていました。

期待通り、シーフードがたっぷり入っていてうまみが凝縮されていて、とてもおいしかったです。また、Cioppinoの前に出てきていたパンももっちもちでおいしかったです。

だいぶ混みあってきていたので、食事を済ませるとすぐにレストランを出ました。

 

12:30pmのクルーズまで少し時間があったので、Pier39を歩きました。アシカがたくさんひなたぼっこしている姿が見れました。

12:10pmくらいにクルーズの乗り場まで移動すると、すでに長い列が出来ていました。どうせなら一番上のデッキに座って乗りたいと思っていたので、その席が取れるか心配してましたが、無事デッキの席を確保することができました。

ちなみにこの日の気温は最高27℃の予報で、とにかく日差しが暑かったです。サンフランシスコへの旅行を決めてから気温をチェックしていたのですが、それまでは最高気温21℃、最低11℃前後だったため、寒さ対策もしないとと思っていたのですが、この旅行の日程に合わせるかのように気温がぐんと上がりました。船の上は風もあり暑くはないのですが、日差しが強いので、日焼け止め、帽子、サングラスは必須です。

 

クルーズはまずはサンフランシスコの市街地を左に見ながらゴールデンゲートブリッジを目指します。

ゴールデンゲートブリッジの近くまで来ると少し波があり船が揺れましたが、その他のところでは終始穏やかでした。

ゴールデンゲートブリッジをくぐり、引き返すとアルカトラズ島の周囲を巡り、最初の船着場に戻りました。船上では解説が流れており、市街地のこと、橋のこと、アルカトラズ島のことなど、楽しく聞きながら過ごしましたが、見どころのところでは写真を撮るのに夢中になってしまいました。

 

クルーズが終わり、Fラインに乗って終点まで行き、そこから歩いてギラデリスクエアに行きました。

ギラデリというチョコレートブランドの名前がついていますが、それだけではなく、いろいろなお店がありました。ここに来たのはギラデリのサンデーが目的でしたので、早速いただきました。

久しぶりにこういったパフェのようなものをいただいた私には甘すぎましたが、サンフランシスコの名物が食べられていい記念になりました。

 

ギラデリスクエアの近くにあったケーブルカーの乗り場を通りかかると、長蛇の列でした。

昔々通勤のためにコーヒー片手にケーブルカーに乗り込む、みたいな映像を見たことがある気がするのですが、ケーブルカーは公共交通機関というより、観光客のためのアトラクションになっているようです。ここでケーブルカーに乗ることも検討していましたが、これに並んで、少し乗って途中で降りるのは時間ももったいないなと感じ、諦めました。

 

そこから海沿いを歩いてマダムタッソーに向かいました。途中に有名なフィッシャーマンズワーフの看板がありました。

マダムタッソーはいろいろな都市にありますが、一回も入ったことがありませんでした。一度くらい入ってみたいという思いもあり、今回は持っていたGo City Passに含まれていたので、入ってみることにしました。ぱっと見では誰か分からないものもありましたが、セレブの蝋人形がたくさんありました。

基本的にはこの蠟人形の隣で写真を撮って、セレブと写真を撮っている気分になって楽しむもので、あまりひとり旅には向かないところだと思いましたが、いろいろなセレブが想像よりも小柄だったり、さすがのスタイルだったりと、そういう面では面白かったです。

 

マダムタッソーを見終えた後、目の前のカフェで少し休憩をし、またFラインに乗ってFerry Buildingへ行きました。

到着したのが4:00pmくらいで、朝Pier39へ行く途中で見たマーケットもなくなっており、中も閉まってしまっているお店もあったのですが、こだわっている雑貨を売っているところだったり、レストランやカフェがあったりしておしゃれなところでした。海側に出ると、景色もきれいです。

朝3時台から活動して、5時間のフライト、3時間の時差もあり、少々疲れていましたが、今日買ったMuni Metroの1日券はケーブルカー込のものだったので、今日ケーブルカーを体験すれば明日はケーブルカーなしの1日券で済む、と思い、頑張ってまたFラインに乗って、Powell/Masonのケーブルカーの乗り場へと行きました。

 

夕方ですが、ここも長蛇の列。ケーブルカーは到着して3台くらい待っているのですが、間隔をあけなければならないのか、運転する人がいないのか、なかなか出発しません。並んでいる間ケーブルカーを手で押して方向転換をする様子が見られますが、1・2回見れば十分かなと思います。

結局1時間20分くらい待ち、乗る順番が来ました。ケーブルカーには座席が外側を向いている吹き抜けの席と部屋のようになっている屋内席があり、吹き抜けの席の方にみんな座りたいので、屋内席に余裕があったりします。1個前のケーブルカーもそうで、列の後方にいる人に屋内席でよければ乗って、と声掛けがあったのですが、少し迷って、やはりせっかくですので次のを待つことにしていました。ただ前にも結構人が並んでいたので、いい大人だから、子どもを押しのけてまで吹き抜けの席を取るのはやめようと思っていました。

順番が来て吹き抜けの席に向かうと、席は全部埋まってしまっていたのですが、その席の前に立つことができるので、その場所を確保しました。立ったまま、ポールにつかまっているだけですので、ちょっと緊張しました。

やっと出発すると、急な坂を登ったり降りたりするので、立ったまま乗っているのは結構怖かったです。写真を撮るときは特に。途中のストップで乗ろうとしている人がいましたが、もちろんケーブルカーは満席で最初の方のストップで降りる人もいないので、途中から乗ることは難しいと思います。本当にこれは市民の足ではなく、観光客のアトラクションの一つなのだと感じました。

終点まで乗ると、私が泊るホテルの目の前に到着しました。

 

近くのショッピングモールなどを少し見た後、Tad's Steakhouseというレストランでステーキをテイクアウトして、ホテルへ戻りました。Tad's Steakhouseは、カウンターで注文して、自分で席へ食べ物を持っていくスタイルのカジュアルなレストランでしたので、一人でここで食べても問題ないと思いましたが、ちょっと疲れていました。

 

2日目に備えてゆっくり休みました。