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ひとりごはん、ひとり旅など

2022.07.04. ニューヨーク独立記念日の花火

7月4日アメリカの独立記念日に行われる花火を見に行きました。

公式のHPを見ると、East Riverで行われ、FDRという川沿いの道路が通行止めになり見学用に開放されることが分かりましたので、そこまで見に行きました。

 

FDRへのアクセスポイントはいくつかあり、今回は23rd streetへ行きました。地下鉄6番の23 St駅で降り、East River方向へ向かいます。周囲にも同様に花火を見に行く人がたくさんいます。23rd streetを歩いていくと途中で道路が柵で狭くしてありました。恐らくFDRへアクセスする人を警察が監視できるようにだと思います。

ようやく川沿いまで到着したのですぐにFDRへ上がる入口があるのだと思っていましたが、要所要所にいる警察官の方に誘導されるまま、どんどん川沿いを南の方へ歩かされます。花火が打ち上げられるポイントは20th streetより北だと認識していたためどこまでそこから離れなくてはいけないのかと思っていると、18th streetくらいのところで手荷物検査がありました。アルコールと椅子は持ち込み不可だと案内がありました。

検査を終えてさらに南へ歩き、結局14thか15th streetくらいのところでようやくFDRの高架へ上がることができました。高架へ上がる坂の途中から混みあってきてこんなに混みあったところで見なくてはいけないのかと心配になりましたが、そもそも花火は20th street辺りで打ち上げられるので、もう少し打ち上げ場所から近いところに行きたいと思い、人混みの間にできた細い通路を人の流れに従って少しずつ歩き、FDRを北上しました。少し我慢して歩くと、徐々に人が減ってきて、20th streetの辺りまでに着くころには他の人と十分に距離を取って見られるくらいになりました。

あまり歩くとまた帰るのが大変になると思い、適当なところに場所を確保します。手荷物検査のところでアルコールと椅子は持ち込み不可と言われましたが、何人か持ち込んでいる人がいました。アルコールはともかく、普通の道路で座るところもないので、折り畳みの椅子は欲しいと思いました。シートをひいて座っている人や中央分離帯のブロックに腰を掛けたり塀に寄り掛かったりしている人が多かったです。

ほぼ時間通りに花火が始まりました。ほぼ目の前で花火があがりすごい迫力でしたし、かなり見ごたえのある花火でした。

アメリカ人は花火を見てもっと盛り上がり、騒がしいのかと思っていたのですが、大きな花火や連続であがると歓声は上がりますが、意外にみんなおとなしく、しんみりとみていました。見る場所によって雰囲気は違うのでしょうか。

30分弱の花火が終わると、また上がってきたところと同じFDRの出口まで歩きます。ただたくさんの人が一斉に出口に向かうので、少しずつしか進めません。みなさん慣れているのか、何の混乱もなく時間を掛けてFDRを降りました。

 

ただそこからまたたくさん歩かなければなりません。FDRの近くの道路も、恐らく一番近い地下鉄の駅の入口も封鎖されているので、Uberやタクシーなどを使うにしても、公共交通機関を使うにしても、乗れるところまでかなりの距離を歩く必要があります。夜10時近い時間になりますが周囲には花火帰りの人たちがたくさんいるので、あまり不安はありませんでした。

 

トータルでかなりの距離を歩かなければならないため、歩きやすい靴で行くことが必須だと思います。家に着いた時には足が疲れ切っていましたが、一度は見てみたかった独立記念日の花火を堪能できて満足でした。